定期清掃の周期と次回予定日の管理
月末・延期・契約で決まった日の考え方
次回清掃日は、「実施工日から一定の月数を足す」のか、「契約で決まった月・日を守る」のかで決め方が変わります。周期の数字だけで計算せず、契約上の基準を確認してから予定を更新します。
この記事は予定日の管理方法を説明するものです。清掃の推奨頻度や法定周期を示すものではありません。周期と日付の例は説明用です。
1. 施工日起点と契約固定を区別する
| 基準 | 考え方の例 | 確認すること |
|---|---|---|
| 施工日起点 | 前回実施から6か月後を候補にする | 実施工日が正しく残っているか |
| 契約固定 | 毎年4月・10月の合意した時期に実施する | 延期後も固定時期に戻すか |
契約に「半年ごと」と書かれている場合も、運用上の解釈が曖昧なら確認が必要です。移行や担当変更の際に、基準まで一緒に引き継ぎます。
2. 月単位の計算と、日数の加算を分ける
ExcelのEDATE関数は、開始日から指定した月数だけ前後の日付を求めます。例として=EDATE(DATE(2026,4,15),6)は2026年10月15日になります。MicrosoftのEDATE解説
| 開始日 | 加える月数 | 候補日 |
|---|---|---|
| 2026年4月15日 | 6 | 2026年10月15日 |
| 2026年1月31日 | 1 | 2026年2月28日 |
| 2024年1月31日 | 1 | 2024年2月29日 |
| 2026年8月31日 | 1 | 2026年9月30日 |
「1か月後」と「30日後」は同じとは限りません。存在しない月末日をどう扱うかも含め、予定を確定する前に確認します。
毎月末を保ちたい場合
1月31日から1か月後が2月28日になり、その2月28日からさらに1か月を足すと3月28日です。毎月末という条件を維持するなら、前回日への加算だけでは表現できません。月末に行う条件を別に持ち、合意した日を指定するなどの対応が必要です。
3. 延期したときに、次の予定までずらすか
実施工日起点で6か月後を候補とするなら、11月15日。
毎年4月・10月の契約時期を維持するなら、10月の合意した日。
どちらを使うかは契約と顧客との調整で決めます。ソフトが自動計算した日が、契約上の正解とは限りません。
一度だけ延期した場合と、今後の実施月そのものを変更した場合は分けて記録します。今回の履歴には実施工日を残し、次回の根拠も申し送りします。
4. 指定予定日と初回の予定を管理する
配布中のExcelでは、前回日と周期から計算する候補日とは別に、指定予定日を入力できます。指定予定日があれば、それを次回予定日として優先します。
- 初回で前回施工日がない:合意した初回日を指定する。
- 契約で日時を決めた:その日を指定する。
- 施工が終わった:古い指定日を消すか、次回の指定日に変更する。
指定日を残したまま前回施工日だけ更新すると、次回日が変わらない場合があります。計算式の故障と決めつける前に、指定日が残っていないかを確認してください。
5. 更新時に見る5項目
- 前回日は予定日ではなく実施工日か。
- 周期の単位は月か。日・週と混ざっていないか。
- 契約で固定した時期があるか。
- 古い指定予定日が残っていないか。
- 候補日について顧客・人員の都合を確認したか。
実績の残し方は施工履歴の記事、年間の見通しとの併用は年間計画と次回予定表の使い分けへ進んでください。
Microsoft公式資料確認日:2026年9月12日。