定期くん予定管理ガイド

清掃の見積・契約・予定表をつなぐ方法
作業範囲と管理IDを揃える

見積は提案した内容、契約・合意の記録は実施する条件、予定表はその条件に沿った日時を管理します。顧客・現場・作業の対応を揃え、承認前の見積内容を確定した作業として予定表へ混ぜないようにします。

この記事は情報を引き継ぐための運用例です。契約書のひな形や法的な成立・有効性を判断する説明ではありません。

1. 同じ情報でも、確定の段階が違う

資料主に確認する内容予定への反映
見積提案した作業範囲・回数・金額など社内の見込みと、実施が決まった予定を区別する
契約・合意の記録実際に引き受ける作業と条件決まった内容を登録の根拠にする
予定表実施日時・担当・案内状況日程変更を追う
施工履歴実際に行った内容と日付次回日や確認事項につなぐ

資料をすべて同じ表に入れる必要はありません。予定表から、根拠となる資料の番号や保管先を確認できれば、条件を照合できます。

2. 予定表へ引き継ぐ項目を決める

金額や支払い条件まで全員が見る予定表へ載せる必要があるかは、役割ごとに考えます。現場担当へは、作業に必要な内容を適切な範囲で共有します。

3. 資料と作業の対応を記録する例

対応関係の記入例(すべて架空)
資料番号・版現場作業ID登録する内容
Q-001 第2版青葉ビルJ-001床面清掃・合意した周期
Q-001 第2版青葉ビルJ-002ガラス清掃・合意した周期

同じ見積に複数の作業が載っていても、予定の周期が異なる場合は作業を分けます。資料番号だけで予定を一つにまとめず、どの行がどの作業かを追えるようにします。

見積の第1版と第2版がある場合、古い版が予定登録の根拠になっていないかを確認します。「最新版」というファイル名だけに頼らず、資料の版と内容を照合してください。

4. 作業範囲が変わったら日時以外も見直す

床面清掃に別の範囲が加わるなど、内容が変わったときは、作業時間・人員・機材・顧客への案内にも影響する場合があります。日時だけを維持してそのまま進めないようにします。

  1. 変更対象と合意した内容を確認する。
  2. 参照資料と版を更新する。
  3. 予定の作業範囲・必要な調整を見直す。
  4. 現場への指示を更新する。
  5. 過去の履歴まで新条件で上書きしない。

今回だけの追加と、今後も続く変更は分けます。定期作業とは別の単発対応であれば、次回周期の更新に混ぜないように整理してください。

5. 予定登録前の確認リスト

情報の分け方は顧客台帳・現場台帳、日程だけが変わる場合は変更・延期の対応手順をご覧ください。

無料Excel管理表は、見積書や契約書を作成・承認する機能を持ちません。合意済みの次回予定を整理する用途で、記入例を確認できます。