清掃会社のための管理のヒント · 2026年9月12日作成
定期清掃の案内漏れを防ぐには?
次回予定と連絡状況を確認する手順
次の清掃予定を記録していても、「誰が案内するか」「連絡した後に何をするか」が決まっていないと、対応が止まってしまいます。まずは予定日と案内状況を同じ一覧で確認し、確認する担当とタイミングを決めましょう。
この記事では、小規模な清掃会社で試せる管理手順を紹介します。以下は運用の提案であり、案内漏れの削減効果を実測した事例ではありません。
- どの一覧を最新の管理表にするか
- 誰が、いつ、近づいている予定を確認するか
- 案内した後、返事待ちの案件をいつ確認し直すか
100件分・メール登録不要。顧客への自動送信機能はありません。
1. 案内が止まりやすい場所を分ける
「予定を忘れた」と「連絡したつもりだった」では、見直す場所が違います。まずは案件がどこで止まったのかを、管理表と実際の連絡記録で確認します。
| 止まっている状態 | 確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
| 次回予定が空欄 | 契約の周期・指定日 | 根拠を確認して予定を入力する |
| 予定が近いが未案内 | 担当者・連絡先 | 担当者が案内し、状況を更新する |
| 案内済みで返事待ち | 最終連絡日・合意した確認時期 | 確認予定日に状況を見直す |
| 予約確定だが古い予定のまま | 合意した実施日 | 確定した予定を反映する |
予定日は契約や顧客との合意に合わせます。予定日が近いことだけを理由に、一律の内容で案内する必要はありません。
2. 確認する担当と時間を決める
小さく始めるなら、「毎週月曜の朝に、担当者が一覧を確認する」といった時間を決めます。担当者が休みの場合の代わりも決めておくと、確認作業を引き継げます。確認の頻度は、案件数や日程調整に必要な期間に合わせて変えてください。
- 次回予定が空欄・入力不備の行を確認する。
- 期限を過ぎた案件を確認する。実施済みの更新忘れか、未実施かを分ける。
- 予定が近い案件のうち、まだ案内していないものを確認する。
- 案内済み・日程調整中の案件で、次の確認が必要なものを確認する。
- 対応した人が、その場で管理表を更新する。
配布中のExcelは「30日以内」「期限超過」の確認に使えます。ただし、30日はすべての現場に適した案内時期という意味ではありません。早めの人員確保や顧客側の調整が必要な現場は、さらに先の予定も確認してください。
3. 「案内済み」で確認を終わらせない
案内を送ったことと、実施日が決まったことは別です。「案内済」は返事待ち、「日程調整中」は候補日を相談している状態として、社内で意味を揃えます。
備考には、次に動ける情報を残す
「連絡済み」だけでなく、担当者・最終連絡日・次に確認する日・必要な対応を記録します。配布中のExcelには専用の担当者列や再連絡日の通知機能がないため、まずは備考に残して手動で確認します。
担当:佐藤/9月12日 案内送付/9月19日 状況確認/候補日の回答待ち
実際の確認日は、顧客との合意やこれまでのやり取りに合わせて決めます。
複数人で使う場合は、更新するファイルの場所を一つに決めます。別々のコピーを更新すると、同じ顧客へ重ねて連絡する原因になります。再連絡の前には管理表だけでなく、最新のメールや電話の記録も確認してください。
4. 施工後に次回分へ更新する
今回の予約を確定したままにすると、次の案内対象から外れた状態が続きます。施工が終わったら、次回分への更新までを一つの作業にします。
- 今回の施工履歴を別の履歴表などに保存する。
- 前回施工日を実際の施工日に更新する。
- 指定予定日があれば、次回に合わせて変更するか空欄にする。
- 次回予定を確認し、案内状況を「案内前」に戻す。
- 備考の古い返事待ち記録を整理する。
契約が終了した案件は、契約状態を「終了」にします。実施時期を延期しただけの案件を、終了扱いにしないようにしてください。
5. 今あるExcelで始める
最初からすべての案件を移すのが大変なら、まず今月と来月の予定を対象に、確認担当と更新手順を試してみてください。予定の入力漏れ、返事待ちの見落とし、更新担当の曖昧さのうち、どれが残るかを振り返ります。
管理表を整えたい方は、無料Excelの記入例と更新手順をご覧ください。
複数人での共有について相談したい方へ
定期くんでは、次回予定や案内状況の共有に関する先行利用の相談を受け付けています。今の管理方法と、どの確認に手間がかかっているかを教えてください。
料金・利用条件は事前にご案内します。相談だけで契約・課金は発生しません。