無料テンプレート付き · 2026年9月12日作成
定期清掃の年間予定を
Excelで管理する方法
「次の清掃はいつか」は分かる。でも「もう連絡したか」が分からない。定期清掃の一覧を作るなら、次回予定と案内状況を同じ行で管理すると、確認する場所をまとめられます。
この記事では、複数の顧客・現場を持つ小規模な清掃会社に向けて、次回予定の管理表の作り方を紹介します。配布するExcelは、100件分の入力欄と架空の記入例3件付きです。
無料・メール登録不要。マクロや外部接続はありません。
Excel管理表をダウンロードExcel形式(.xlsx)。この表は次回予定を管理するもので、1〜12月の全実施日を展開するカレンダーではありません。
1. 1行を「現場と作業の組合せ」にする
同じビルでも、床面清掃とガラス清掃では周期が違うことがあります。顧客名だけで1行にまとめると、どの作業の予定かが曖昧になります。管理表では「1現場の1種類の定期作業」を1行にし、それぞれに管理IDを付けます。
| 管理ID | 現場 | 作業 | 周期の記入例 |
|---|---|---|---|
| A-001 | 青葉ビル | 床面清掃 | 6か月 |
| A-002 | 青葉ビル | ガラス清掃 | 12か月 |
上表は架空の例です。周期は各社の契約に合わせて入力します。
ダウンロードしたファイルの「定期作業」シートを開き、黄色の入力欄を記入してください。3件の架空例は上書きして使えます。灰色の列には計算式が入っています。
2. 次回予定と契約で決めた日を分ける
管理表は「周期(月)」と「前回施工日」から「計算候補日」を出します。月単位の日付計算にはExcelのEDATE関数を使用しています。EDATEは開始日から指定した月数だけ前後の日付を求める関数です。MicrosoftのEDATE解説
ただし、実際の契約が「毎年10月の第3週」などであれば、単に施工日に12か月を足すだけでは合わないことがあります。そのときは「指定予定日」に契約に沿った日を入力してください。「次回予定日」は指定日を優先します。
- 通常:前回施工日と周期から計算候補日を使う。
- 契約で日が決まっている:指定予定日を入力する。
- 初回で前回日がない:指定予定日を入力する。
たとえば1月31日から1か月後は、2025年なら2月28日、閏年の2024年なら2月29日になります。予定を確定する際は、契約内容や実施可能日も確認してください。
3. 30日以内の案内対象を確認する
「確認対象」列のフィルターで「30日以内」「期限超過」を選びます。そのうえで「案内状況」を「案内前」に絞ると、まだご案内していない現場を確認できます。
Excelの表では列見出しの矢印から条件を選んで表示を絞れます。入力内容や日付が変わった後は、フィルターを再適用して表示を更新してください。Microsoftのフィルター操作ガイド
| 案内状況 | 記録するタイミング |
|---|---|
| 案内前 | まだ連絡していない |
| 案内済 | 案内を送り、返答を待っている |
| 日程調整中 | 実施日を相談している |
| 予約確定 | 実施予定が決まっている |
予約確定の案件は、案内対象から除きます。契約終了は「契約状態」を「終了」にすると除外されます。「入力確認」が出たら、管理IDの重複、必要項目、予定日、案内状況、契約状態を見直してください。
30日以内は基準日当日〜30日後を含み、期限超過は前日までです。上部の未案内件数はフィルター前の全100件を集計します。
4. 施工後と週に一度の更新手順
施工が終わったら、次の順で更新します。
- 必要な施工履歴を、別の履歴表などに保存する。
- 前回施工日を、今回の実施工日に変更する。
- 指定予定日が残っていれば、空欄にするか次回の指定日に変更する。
- 次回予定日を確認し、案内状況を「案内前」に戻す。
週に一度、担当者が期限超過・30日以内・入力確認を見直す時間を決めておくと、確認の手順を揃えられます。この表自体が顧客へメールを送ったり、施工履歴を自動保存したりすることはありません。
5. 複数人で管理するときの選択肢
ファイルの受け渡しや更新担当の確認が負担になってきたら、案内状況と施工履歴を共有できる仕組みも検討できます。定期くんでは、次回予定の一覧、案内状況の更新、施工完了後の次回日更新・履歴保存をまとめて扱います。
Excelからの移行は、指定形式のCSVへの変換が必要です。このテンプレートをそのまま取り込む方式ではなく、案内状況も現行CSVの取込対象に含まれません。
先行利用のご相談を受け付けています。料金・利用条件は事前にご案内します。
無料テンプレートを使う前に
100件分の計算・集計範囲を用意しています。範囲外に追加した行は集計に含まれません。表の「使い方」シートも確認してください。自社の業務管理用に編集して使えます。
あわせて読みたい
定期清掃の案内漏れを防ぐ方法:担当・返事待ち・施工後の確認手順